皮膚がん
肌トラブルのなかでも最も恐ろしいものといえば、やはり皮膚がんですね。日本でよく見られるのは、結節型黒色腫(けっせつがたこくしょくしゅ)と、末端部黒子様黒色腫(まったんぶこくしょうこくしょくしゅ)です。結節型黒色腫(けっせつがたこくしょくしゅ)は予後が最も悪いとされるもので、末端部黒子様黒色腫(まったんぶこくしょうこくしょくしゅ)は転移が早いことで知られています。20~60歳代に発症し、癌の大半が足の裏と下肢に発生します。ついで顔や上肢です。爪下に発生することもあります。
皮膚がんのなかでも最近、特に増えており、注目されているのが、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)と呼ばれる癌で、表皮と真皮のあいだのメラニンをつくる細胞に発生する癌です。メラノーマとも呼ばれ、転移が早く、死亡率が高いのが特徴です。メラノーマの場合、5年生存率は約60パーセントです。小さな癌のうちに発見できれば90パーセントを超えます。ただしリンパ節への転移がある場合、30パーセント以下に落ちてしまいます。

特に最近問題となっているのは、女性の足の裏にできる悪性黒色腫です。症状は、黒いほくろ状の色素沈着です。皮膚面からもりあがっています。前癌病変が長く、病巣を形作り、浸潤が早いという特徴があります。60パーセント以上が、前からあった色素斑(ほくろのようなもの)が急速に大きくなり、色が変わってきたものです。何か異変に気づいたら、一刻も早く専門医に受診してください。
足の裏などにほくろがある人は、定期的に確認し、異常が起きていることはないか、気をつけて早期発見に努めましょう。
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