ほくろ(黒子、mole)
皮膚の先天的奇形を「母斑(ぼはん)」といい、異常を示す細胞の種類によっていろいろな種類に分類されます。ホクロ(ほくろ)は、メラニンをつくる色素細胞の異常でおこった母斑の一種で、「色素性母斑(しきそせいぼはん)」といいます。母斑のなかには、色素性母斑のほかに、蒙古斑(もうこはん)や太田母斑(おおたぼはん)、および扁平母斑(へんぺいぼはん)があります。
ホクロ(ほくろ)をはじめ、母斑については多くの場合、治療の必要はありませんし、肌のトラブルといえるものかどうかも微妙なところです。ただ、美容上の理由から精神的外傷を避けるために皮膚を器械でうすく削って色を薄くする方法や化粧品によって隠す方法、ドライアイス圧抵法によるレーザー治療が行われることがあります。また、最近では、ホクロ除去クリームというものもありますね。ホクロ除去クリームをほくろにつけると1~2週間でカサブタになって取れるようです。価格も1万円くらいであります。
注意すべきホクロ(ほくろ)として「黒色腫(こくようしゅ)」があります。半年以内で鉛筆の太さ以上(直径7ミリメートル以上)に、急速に大きくなったホクロ(ほくろ)や、周囲が不規則で黒い色が染み出したようにみえるホクロ(ほくろ)、あるいはしみは要注意です。これは癌である可能性があり、放置しておくと、身体中に転移してしまう危険があります。ただし、早期発見ができれば手術で完全に治る癌ですので、早めにお医者さんに診てもらいましょう。
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