体臭と活性酸素
現代の日本では、さまざまな生活習慣病に悩む人が増えていますが、私たちのからだの中の「活性酸素」がこの生活習慣病に深くかかわっています。活性酸素は、不規則な生活やストレス、脂質の多い食事、アルコール摂取、喫煙、紫外線などによって過剰に発生します。活性酸素が過剰に発生すると、私たちのからだを酸化させてしまいます。体臭もこの酸化現象のひとつです。つまり、汗が酸化してにおいが発生するのです。
この活性酸素の過剰な働きを抑えるのが抗酸化作用です。抗酸化作用はもともと人間が持っている力です。しかし、年齢を重ねるにつれてこの抗酸化作用は衰えてしまい、体臭が強くなるなどの症状も出てきてしまいます。
また、酸化されやすい食べ物を摂ることも体臭を引き起こす原因のひとつと考えられます。逆に、抗酸化作用のなる食べ物を摂ることで、体臭を少なくすることもできます。

抗酸化作用のある食べ物というのはビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、ポリフェノールなどを含む食品です。ビタミンCを含む食品もいろいろありますが、身近なところではピーマンやパセリ、ブロッコリー、緑茶などがあります。緑茶のカテキンは口臭予防にも効果的です。ビタミンEを摂るためには、未精白の穀物を食べたり、カロチン豊富な緑黄色野菜も積極的に摂るとよいでしょう。また、少し前に「ポリフェノールがからだにいい」といった赤ワインのテレビCMもありましたね。
人間が発生させるにおい物質の原料は、すべて食事として摂取した食べ物ですから、体臭を予防するためには、まず食生活を改善することが大切です。